こんにちは、ブロガーのキクタリオです。
このブログでは、年300冊の本を読む私が、ビジネス書や小説などの要約をお届けしています。
今回は『人生を変える本の読み方 究極の読書法(鴨頭嘉人著)』を紹介します。
読書が遅くて困っています。短い時間でもっとたくさん読めるようになりたい…
こんな悩みが解決できる本です。
- 今の時代こそ読書が重要な理由
- 鴨頭流の読書術
著者の鴨頭嘉人さんは、YouTubeのチャンネル登録者数が100万人を超える講演家、ビジネス書作家などの活動をしている方です。
さっそく始めましょう。
今の時代こそ読書が重要な理由
YouTubeやSNSが普及した現代こそ、読書による情報収集は重要である。
なぜならインターネット上の情報には、PV(ページビュー)数や広告収入を得ることを目的としたフェイクニュースも多く含まれるからだ。
またマスメディアが発信する情報も、スポンサーや芸能事務所への忖度や、発信元自身の恣意性などが邪魔をして必ずしも正しい情報とは限らない。
しかし本は違う。本が売れないと出版社は赤字を出す宿命にあり、著者に権威や信頼が無いと情報は世に出ない。つまりSNSやテレビと比べ、情報の質が高いのだ。
情報があふれて玉石混交となった現代だからこそ、本での情報収集が大切になる。
鴨頭流の読書術
短期間で多くの本を読み、知識をインプットするためには、以下が重要だ。
30冊を手元にストックする
三日坊主のような悪いニュアンスで使われることが多い「積読」だが、むしろ「積読」は良いことだ。本は本棚に積んでいないと、そもそも読めないからだ。
鴨頭流は、以下の30冊を常にストックしている。
- 自分の専門分野の本:10冊
- 興味がある分野の本:10冊
- 興味がない分野の本:10冊
全文は読まない
本は一文字ずつ全部読む必要はない。目次を見て知っている話は飛ばし、未知の話だけ読めばいい。
ビジネス書は、著者の自分語りを読み飛ばしても問題ないし、そもそも後半はあまり読む必要が無い。
大抵のビジネス書は前半部に結論が書かれており、中盤以降はその結論を補強するための事例や根拠をつらつらと続けているだけだからだ。
読んだ本は切り取って捨てる
本を読み終わったら、ためになった部分を切り取り、スクラップ帳などに貼りつける。できるなら、分野別にファイリングする。
切り取りが終わった本は処分する。これで本棚があふれることはない。
キクタリオの感想
たくさん読んで、捨てなさい。一言でいうとそういう主旨の本です。
積読はむしろ良いということ、興味が無い分野の本も買っておくべしということは勉強になりました。
ただ読み終わった本を切り取って捨てるのは抵抗があるので、私はブログ記事に要点を整理し、原本はメルカリで売ることにしました。
本を読むモチベーションを高めるには、役立つ1冊に思います。
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