こんにちは、ブロガーのキクタリオです。
このブログでは、年300冊の本を読む私が、ビジネス書や小説などの要約をお届けしています。
今回は『年収を10倍にする習慣術(鴨頭嘉人著)』を紹介します。
ついつい毎日怠けたり、自分を甘やかしたりしちゃうんですよね。どうにか改善したいのですが…
こんな悩みが解決できる本です。
- 習慣とはどのような状態か
- ベースになる習慣3つ
- 鴨頭流、成功者になる10か条
著者の○○は、○○をした人です。(著者の信頼性を書く)
さっそく始めましょう。
著者の鴨頭嘉人さんは、YouTubeのチャンネル登録者数が100万人を超える講演家、ビジネス書作家などの活動をしている方です。
本書は鴨頭さんが「習慣」をテーマに成功論を語る本です。さっそく始めましょう。
習慣とはどういう状態か?
人間は普段の行動の95%以上を「習慣」に引っ張られて行っている。成功したければ「良い習慣」を積み重ねる必要がある。
「習慣」には4つの成長段階がある。
- 第1段階:無意識/無能(そもそも知らない)
- 第2段階:有意識/無能(分かっているけどできない)
- 第3段階:有意識/有能(その気になればできる)
- 第4段階:無意識/有能(自然にできる)
第4段階を目指すことが重要である。
手軽に快楽を得られるけど人生に悪いこと(飲酒・喫煙など)ほど習慣化しやすく、人生に良いことほど習慣化しづらい。
ベースになる習慣3つ
習慣は日常の細かな言動を変えるところから始まる。まずは視覚・聴覚・触覚などの五感に響く以下の習慣を始めてみるべし。
資格を変える習慣
スマホの待受画像を、見るとポジティブな気持ちになるものに変える。具体的には家族の写真や自分の笑顔など。
スマホの画面は見る頻度が高く、そのたびに前向きになれる。
聴覚を変える習慣
ポジティブな言葉を口癖にしよう。口癖を最もよく聞いているのは自分自身であり、口癖をポジティブにすると思考もポジティブになる。
鴨頭さんは人に年齢を聞かれると「53歳伸び盛りです!」と答えている。極端に若い人でなければ誰でも取り入れられる。
触覚を変える習慣
歩くたびに「ありがとう、感謝します、ついてる♪」と心の中で唱えながら歩く。
人は1日に何千歩も歩くので、その数だけ幸せな思考になれる。
こうした小さな習慣をバカにしてはいけない。ポジティブな気持ちを何千回と毎日繰り返すのと、ネガティブな気持ちを繰り返すのでは、人生に大きな差が生まれる。
鴨頭流、成功者になる10ヶ条
成功者になるために、以下10個の習慣を取り入れてみよう。
- 本を読む
- 朝起きをする
- 環境を変える
- 他の人でもできる仕事は断る
- テレビは「ながら見」する
- スマホの使用はビジネス以外禁止する
- 酒を止める
- 否定的な人脈は切る
- 全ての情報をビジネスアンテナで受信する
- トイレを毎日掃除する
いくつか抜粋して詳細を説明する。
本を読む
成功したければとにかく本を読むこと。誰が書いたかも分からないネットの情報と比べて、本は情報の質が高いからだ。
鴨頭さんは年間288冊(自己投資に充てる予算から算出した冊数)の本を読む。何冊読むかは自分の考えで決めていい。
本の読み方は、鴨頭さんの別著「人生を変える本の読み方」も参考になるだろう。
朝起きをする
「朝起き」は単に朝早く起きることではなく、起きた瞬間から行動を始めることを指す。
よって二度寝をしたり、早く起きたのにだらだらネットサーフィンをしてしまうような場合は「早起き」だが「朝起き」ではない。
酒を止める
飲み会には積極的に参加する。人との交流で得るものも大きいからだ。ただし、どれだけ飲み会に行っても酒を飲んではいけない。
短絡的な快楽に身を委ねるのは悪習慣だ。
全ての情報をビジネスアンテナで受信する
日常で目に触れる情報をただ受け流すのではなく「なぜそうなんだろう?」「自分の仕事に活かせる部分はないか?」と考えることで感度が磨かれる。
キクタリオの感想
鴨頭さんのポジティブさが紙から香ってくるような本でした。
最初に読んだときには「ちょっとスピリチュアルだなあ」なんて思ったのですが、確かに日常生活でずっとポジティブな思考をしている人の方が成功できそうですよね。
何かと「疲れた」ばかり口にしている自分を反省する機会になりました。同じような人はぜひ読んでみてください。
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